1時間目 ストレスって何?

LINEで送る

「ストレスがたまる」ってどういうことでしょう?
ストレス理論は心理学で学んだことだと思いますが、それをあなた自身が利用できる知識に変えていますか?

ストレスについては、みさなんは心理学で勉強しましたね。看護師なら誰しもストレス理論を勉強しているにもかかわらず、ストレスでつぶれちゃう看護師が多いのが実態です。 だからここで、心の健康を保つ方法を、もう一度勉強してみましょう。

まず、一般に「ストレス」と呼ばれることについて、おさらいしますが、 ストレスって悪いものばかりではなく、人の均衡を保つために大切なストレスもあることはみなさん知っているでしょう。 しかし、ここでは人を苦しめる悪いストレスに限ってお話します。 人の心に重圧をかけるもの・・・それは「ストレッサー」と呼ばれます。このストレッサーば、「頑張らなくっちゃ」と、人の心を応援してくれる役割も担っていますが、あまりに重圧が強すぎると「ストレス反応」が出てきます。これは、眠れなかったり、イライラしたり・・・ひどくなると、血圧や心拍数が上がるなど身体症状が出てきます。

こうなる理由は、身体がストレッサーと戦っているからなんですね。 こんな反応が出ないように予防すること、これを「コーピング」と言います。 よく、「ストレス発散」とか「ガス抜き」なんて言葉を使いますが、これが「コーピング」なんです。 では、みなさんは、どんなコーピングをしていますか? 多いのが「カラオケで歌う」とか「ショッピング」などでしょうか?

少し専門的になりますが、リラクゼーションなどの方法もよく使われます。 カラオケで歌って騒いでいると、嫌なことはひと時忘れます。これって、たとえば重い荷物をずっと持っていたら腕が痛くなってきた、だから荷物を置いて一休み、という状態です。 もちろん荷物の重みで痛くなった手は、休憩すると回復します。同じように、何かの重圧で辛くなった心も、ひと時その重圧を忘れることで、心の辛さは回復するのです。

でもよく考えてみましょう。またその荷物を持つと、少ししたら再び腕が痛くなる事でしょう?だからまた休まないといけないんです。 ストレッサーだって同じで、問題に目を向けずに、ただそこから逃げてひと時を楽しむ対処をして、心が楽になっても、また再び心が辛くなっていきます。 だから、もちろん心を休めるコーピングも大切ですが、それだけではなく、問題をいかに小さくするか?という問題対処型のコーピングも行うことが大切ですね。

重圧に感じていることって、考え方を変えると楽になる事もありますよ。また、自分の誤解で、相手の行動に対して、自分で自分に重圧をかけていることだってありますね。 問題に目を向けて、「どうしたら楽になるだろう?」と考えてみることからはじめてみませんか?!