3時間目 バーンアウトって何?

LINEで送る

看護師は、頑張りすぎてつぶれちゃう人が多いのです。
バーンアウトという言葉を聞いたことはありますか?看護師に多い精神状態(症状)なんですよ。

バーンアウト症候群は、日本語では燃え尽き症候群と言われ、とても真面目で一生懸命仕事をしていた看護師が、突然何もかも嫌になって、人を人だとも思わないような行動をとってしまうこと を言います。 もう少し詳しく説明すると、バーンアウト症候群は、次の3つの症状を特徴としています。

①情緒的消耗感 心が疲れ果てたような状態で、たとえば、ずっと心に何らかのプレッシャーを感じて伸び続けていた心のゴムが、伸びきってしまってもう元に戻らなくなったような状態をい います。何もする気が起らないという感覚だと思ってください。

②脱人格化 人に対して思いやりがなくなり、モノのように扱ってしまうことを言います。これは、心が疲れ果てているため、これ以上心を疲れさせてはいけないという防衛反応だとも言われます。特に看護師の場合、患者さまの苦痛を目にすることが多く「何とかしてあげたくてもどうすることもできない・・・」といように、自分自身を責めるようなことがよくあります。これが長く続くと心が疲れ果ててくるため「患者さまを人と思っては疲れるから、人じゃないと思って接すると楽だよ」と、無意識に自分をコントロールしまう、これが脱人格化という症状だと思ってください。

③個人的達成感の低下 何をしても、「成し遂げた」という達成感を感じなくなる状態です。頑張っても達成感を感じず、暗い気持が続いて「どうせ私はできない」なんて自分で自分を追い詰め るような精神状態をイメージしてください。

このような症状を特徴とするバーンアウト症候群ですが、かかりやすいのは、完璧主義で、真面目で一生懸命な人だと言われます。何事も熱心に取り組んで、頑張って頑張って、そして突然心が折れてしまうんです。こんなことにならないようにするためには、「何事も完璧であらねばならない」という気持ちをなくすことです。完璧な人はいないし、また、人の価値観は多様なので、あなたが正しいと思うことがすべての人に受け入れられなくて当然です。 もちろん、一生懸命に仕事をすることが前提ですが、たまにはサボることも必要だし、出来ないことは出来ないと開き直る心の強さも大切です。

自分の心をたまには自分でチェックして、少し疲れているな・・・と思ったら、誰かにそれを話しましょう。自分の辛さを人に話すだけでもだいぶ楽になるものですよ。